【守山いちじく】第7回放送を終えて

2014年09月15日

守山市今浜。と聞いて、「コスモス」とか、「第一なぎさ公園のひまわりや菜の花」と
なる方は、琵琶湖通!

今、“明るい廃墟”と言われて話題のピエリ守山があった、あのエリアです。

コスモス畑があったり、ひまわり畑・菜の花畑があったり、
びわ湖地球市民の森があったり、とにかく、花や緑と仲良くしているエリアです。
当然、花や緑の命、水も大切にしています。

そんなエリアで育てられた 『守山いちじく』 を今日、紹介しました!

お話をお聴きしたのは、今浜いちじく生産組合・組合長の今井国正さん。

冒頭で、緑が豊かだ、と紹介したエリアではありますが、
長年住んでいる今井さんにしてみると、「田畑が減ってきたんや。」
というのが、今浜いちじくの始まり。
「緑を増やしたい。」という思いで取り組みはじめ ました。

だからか、ハウス栽培とは言え、お邪魔したら、ゆうに5mはあるくらい
伸び伸びと
育っていました!

箱詰めされたものを見てみると、どれも同じような色見とサイズ!
聴くと、「箱の中のいちじくを、同じような色味やサイズは、
そうは難しくない。」とのこと。
これだけでも、カッコイイ!と思ったのに、続いたのは衝撃的な言葉でした!!

「でもな。どれも同じように美味しい味に
するのは難しい。そこにこだわらなアカン」


今井さんら生産者の方々が、栽培当初から
こだわり抜いたところ!
それは、環境こだわり農産物で
ありながら、
色味とサイズはもちろん、

今浜いちじくはどれも美味しくする
こと!!


このヒミツは、肥料なんですって。微生物を含んだものを大事にしていて、
あとはヒミツ!
化学肥料も、規定では半減でOKなのに、約7割減だとか!
これは、味にこだわっている、だけでなく、
「琵琶湖が目の前にある今浜で、育ててるんやし、
琵琶湖に迷惑かけることなく、大事しているでぇ、
これだけ美味しいもんが食べられるんや。
ということを
滋賀県はもちろんやけど、琵琶湖の水と縁がある方にも伝えたい。」
という思いから。

可能な限り、化学物質に頼らずにする。そして、美味しいものを追求する。

ここだけの話、栽培当初、このあたりの土には、
いちじくはもちろん、何を育てるにも不釣合いなくらい、
害虫がたくさんいたんですって。
そこで、微生物など出来るだけ自然界の力を活かして、土質ごと
変えて、虫を追い出そう、とされました。
これ速効性は当然見込めません。いまだに変化中。
でも、今ですら「美味しい」「ハズレがない」という評価の
今浜いちじく。
まだまだ美味しくなりそう
です!!

夢は、この育て方で、守山のほかのところにもそれぞれの地名を入れて、
「○○の守山いちじく」とたくさん広がることなんですって。
今浜だけでなく、守山全体が緑豊かになってほしい、という願いが込められています。

「今浜の守山いちじく」は、ファーマーズマーケットおうみんち、コープしが ぜぜでご購入できます。


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Posted by eateco at 13:00│Comments(0)放送後記
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