2月21日オンエア ほくほく豊郷の坊ちゃんかぼちゃ

2016年02月28日

昨年の8月から放送してきました eat eco〜食べることでびわ湖を守る〜
今回30回目の放送となりました。

最終回となる今回も、皆さんに滋賀の地域ブランド環境こだわり農産物をしっかりとご紹介いたします(^ ^)

こんにちは。前川保志花です。

30回目の今回は滋賀県でも1番小さな市町村の豊郷町に行ってきました!

ご紹介するのは豊郷町の特産物
坊ちゃんかぼちゃです。




とよさと特産物振興協議会の皆さんにご紹介いただきました!

皆さん坊ちゃんかぼちゃと言うかぼちゃはご存知でしょうか?
一般的なかぼちゃよりも小さく手のひらサイズのかわいいかぼちゃです。



皮は濃い緑色で、鮮やかなオレンジ色の果肉がとても目を引きます。

そんな豊郷で栽培された坊ちゃんかぼちゃには「とよ坊かぼちゃん」というかわいいネーミングがあります。

おいしいかぼちゃをたくさんの人に食べてもらいたい名付けたそうです。

とよ坊かぼちゃんはとってもきめが細かく甘いのが特徴。

ラップに包みレンジで5分間チンするだけで、そのままおいしく食べることができるんです!

「手間ひまを惜しまず育ててるから、とってもおいしいんやでー」
と、満面の笑顔でご紹介いただきました!


とっても濃い緑色が印象的な とよ坊かぼちゃん。
この濃い緑色をしっかりと全体に行き渡らせるためには、実は大変な苦労があったそう。




地面に触れたままだと、皮が茶色や白色になってしまうそう。
だから下に専用の足場を作ってあげてかぼちゃを地面から離してあげるんだそうです。



このようなトレイを、かぼちゃが大きくなったら全てのかぼちゃに用意してあげるんだそう。





なるほど。こうやってかぼちゃをきれいにしているんだなとびっくりしました。

他にも、環境こだわりの産物として栽培しているため減農薬・減化学肥料で栽培しているので
夏の暑い時期にも草刈りを欠かさずに行っているそう。

「堆肥とくず大豆をすき込んで土作りをした畑で栽培しているので、とっても美味しい とよ坊かぼちゃんができるんやで」

と、土作りからもこだわっているそうです。

また、かぼちゃの栽培・収穫時期は夏の1番暑い時期だからとっても暑いです。

そんな中、私たち消費者のためにおいしいかぼちゃを届けようと一生懸命作ってくださっている生産者のみなさん。

本当にありがとうございます!


とよさと特産物振興協議会さんでは、このおいしいとよ坊かぼちゃんの加工品にも取り組んでいます。

例えば、かぼちゃのプリンや、かぼちゃの餡を挟んだパンどら焼きなど
アイデアは尽きないそうです!



これからも環境にこだわって、そしておいしいとよ坊かぼちゃんを
私たちに届けてくださいね!



30回を迎えた eat eco。
今回初めてパーソナリティーを務めさせていただき、いろんな農家さんのもとへ取材に行き
私自身も改めて環境こだわり農産物について学ぶことができました。

暑い日も寒い日も、こだわるからこそ大変な農作業。
生産者のみなさん、そして加工者のみなさんは
安心安全という言葉を大きく掲げられるように、自信を持って生産加工されています。

それは、消費者である私たちのため。
そして、私たちの大切な琵琶湖の為でもあります。

「食べることでびわ湖を守る」

この言葉を意識しながら、皆さんには是非環境こだわり農産物を
選んでほしいです。


そして、こだわりで作られた農産物を食べることで、琵琶湖を守り、そして生産者のみなさん加工者の皆さんを応援してください。


ご愛聴いただきありがとうございました!
そしてブログもご覧いただきありがとうございました(^ ^)

前川保志花







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2月14日オンエア おふくろ亭の戦国いなり

2016年02月14日

今日はバレンタインデー!
皆さんはチョコももらう側ですか?あげる側ですか?
私にとってはバレンタインデーは1年に1度お世話になっている皆さんに対して、細やかなお礼をお渡しする日になっています。
だから、いつもクッキーを500枚近く焼いているんですよ(^ ^)

皆さんの気持ちが伝わりますように!

そんな温かい想いを込めて、今日もご紹介するeat eco
今回の取材先も温かい気持ち溢れる 、おいしい加工品を作っていらっしゃる方をご紹介!

湖北町農産物直売組合加工部 「おふくろ亭」 の代表 北村洋子 さんにお話をうかがいました。




湖岸道路沿いにある
道の駅「湖北みずどりステーション」
1年を通して様々な水鳥を観測される方や、観光客で賑わう人気の道の駅。



そんなみずどりステーションには地元の農産物や加工品がたくさん販売されています。

中でも看板商品として1番人気なのが、おふくろ亭の「戦国いなり」なんだそう。



環境こだわり農産物として認証を受けている地元産のコシヒカリを使ったこのいなり寿司
大きな味付け油揚げに、もち米や山菜などのたくさんの具材が入り、彩りも良いこだわりの炊き込みご飯を詰めて作ってあります。

「運動会や遠足でお母さんに作ってもらった懐かしい味と評判なんですよ〜」
と、北村さんがうれしそうにお話しくださいました。

おふくろ亭が発足したのは今から12年前。
湖北町の方を中心に『次の世代へ味を繋げたい』という思いで結成されたそうです。


地元でとれた農産物を中心に加工販売をされているおふくろ亭。

おふくろ亭と言う名前にふさわしい懐かしい味付けが特徴なんだそう。



販売されている商品を見ても、どれも「昔食べたおばあちゃんの味だ!」と連想させるような、
今の食卓にはなかなか上がらない、おいしそうなごちそうの数々がありました。

他にも、地元ならではの郷土料理もあり
観光客の皆さんも喜んでいらっしゃるそうです。



どれも素朴で懐かしいおいしさが特徴のおふくろ亭のこだわりの味付け。

地元産のものや、旬を意識して加工していらっしゃるのも特徴!

他にもおつけものも販売されていたりと、一体何品ぐらい作っているんだろう?と言う位、豊富な商品がありました!



今では人気商品の戦国いなりも
発売までは色々と苦労があったそうです。




なかなか思うように売れ行きが伸びず、困っていたところ
「ちょっとつまんで食べられるものを作ったらどうか」と、この大きないなり寿司を考えたそうです。

すると、水鳥の観察にもっていくのにぴったりだと評判になり、
さらにはボリュームのある、おいしい いなり寿司がトラックの運転手さんなどにも大変好評だったそう。

そして当時の湖北町長に
「小谷城が近くにあるんだから、歴史にあやかって戦国いなり と名前をつけてみてはいかがだろう」
と、歴史上の逸話を下にこのネーミングを提案していただいたそうです。

するとネーミングもあってか、今では大人気の商品に!



取材に伺ったこの日もたくさん店頭に並べられた戦国いなりが1時間もたたないうちにあっという間に完売していました。




生産者の顔が見えることで、私たち消費者も安心して加工品を購入することができます。
それはやはり、おふくろ亭の皆さんお一人お一人が気持ちを込めて、おいしいものを作ってくださっているからなのかもしれません。



ぜひみなさんも湖北町に訪れた際は、戦国いなりをゲットしてください!
わざわざ寄ってでも食べて欲しいなぁ(^ ^)

次回のeat ecoもお楽しみに!





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2月7日オンエア 春を先取り!永源寺のタラの芽

2016年02月07日

立春も過ぎ、いよいよ春がやってきます。
冬も美味しい食べ物がいっぱいだけど、春もおいしいものがたくさんありますよね!
春キャベツに新じゃがに
あー、菜の花もいいなー(^ ^)

今回はそんな、春の食材を一足早くご紹介します!

今回の eat eco環境こだわり栽培の認定を受けたてホヤホヤのタラの芽をご紹介します。

ご紹介いただくのは、JAグリーン近江 永源寺タラの芽生産部会 事務局長
池田 よしかずさんです。



実はこのタラの芽生産部会はまだ立ち上がって3年目なんです。

初めてのたらの芽の栽培で苦労も多々あった中、昨年からようやく出荷できるようになり、今年からは環境こだわり栽培の認定を受けてパックにもシールを貼って出荷されています。



もともとこの永源寺の地域は天然のタラの芽がたくさん採れました。
皆さんは季節になると山に入りタラの芽を収穫していたそうです。

そんな中、永源寺のあるお蕎麦屋さんが「地元の山菜を使った山菜そばをもっと皆さんに提供したい」
と言う要望があり、これを機に永源寺のタラの芽を増やそうではないか
栽培が始まったそうです。

さらに、近江八幡にできたJAグリーン近江「きてかーな」で永源寺の特産品を出したいと言う思いも重なったそうですよ。



ハウスの中にさらにハウスを作りとても暖かくして栽培されるタラの芽。

タラの木を切ってハウスの中に持ち込み、ハウスの中を暖かくすることで木が春が来たと勘違いし、芽を出させる栽培方法なんですって!



こちらがタラの芽。意外と木を見たことがある人は少ないのでは?



タラの木は品種によってはたくさんとげのあるものもあり、これがまた硬くてとても痛いんです!

こんな痛いもの触れるんですか?
と、池田さんに伺うと
「強力なアイテムがあるんですよー」
と、強そうな軍手を紹介していただきました。

こちらタラの芽生産部会の皆さんの必需品出そう!なんとこの軍手だけで結構なお値段するんですよ(笑)

「これだけ握っても大丈夫なんです!」
と、タラの芽以外のことにもいろんなお話を聞かせていただきました(笑)



収穫したタラの芽は生産部会の皆さんが一つ一つ丁寧にトゲを取り除き、大きさごとに分けて出荷されます。



「おいしいタラの芽の料理を作ってもらう為に、とげで怪我をしてもらったら困るからね〜」
と丁寧に作業をされている姿を見て、生産者のお父さんたちの愛情を感じました。



私が取材に伺った時にちょうど出荷の作業をされていました。



皆さんでワイワイとお話しをしながら楽しそうに作業をされていましたよ。

「永源寺のタラの芽はとてもおいしいから、孫も大好きなんだよ。ワシが作ったものはあっという間に食べてくれるんやで。」


愛情を、込めて安心安全に作っているからこそ、お孫さん達も喜んで食べていらっしゃるんでしょうね!


環境こだわり栽培に認定されたばかりの永源寺のタラの芽。
皆さんに一足早い春の訪れを届けるため、これからも美味しいタラの芽作りを頑張ってください!



皆さんの元気いっぱいのお姿を見て、私も元気いっぱいになりました〜!

次回のeat ecoもお楽しみに!




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1月31日オンエア 環境と人を大切に想う野洲市南桜のお味噌

2016年01月31日

あっという間に1月が終わりましたね。
みなさんいかがお過ごしでしたか?(^ ^)
私はこの番組の放送がいよいよ終わりに近づいてきたと思うと、すごく寂しくなってきました…。
2月いっぱいまで滋賀の環境こだわり農産物をとことんご紹介しますので、どうぞよろしくお願いいたします!

こんにちわ。前川保志花です!

今回は野洲市南桜で手作り味噌を作っていらっしゃる桜味会(おうみかい)の代表
間宮ふみよ さんにお話を伺いました!




桜味会は平成6年に南桜農業生産組合の農産加工場ができたのに合わせ、地元でとれた環境こだわり農産物の米と大豆を使って味噌作りを始められたそうです。

地域の生産力と農産物の加工の手助けになればという想いで、現在は13名のメンバーでお味噌を作っていらっしゃいます。



以前は集会所だったこの場所をお味噌の加工場として改築されたそう。

趣のある建物に立派な看板が上がっていましたよ!




メンバーは13人中男性が2人いらっしゃるそうです。そして今年で22年目になる桜味会の初期メンバーは現在2人が活動中。
もちろん間宮さんは初期メンバー。
「世代交代で若い人がどんどん加わってくれるのよ」と、うれしそうにお話しいただきました。

このお味噌、当初は自家用だったんですが、評判が高まり「環境こだわり農産物加工品」の認証を受けたそうです。
現在はJAおうみ富士の「おうみんち」や安の学校給食センターへ納品されているそうです。


こちらではお味噌の名前を「桜っ子」と名付け、ノーマルの桜っ子をはじめ
少し甘みのある麹味噌
健康に良い減塩味噌
さらには地元のこだわり農産物の黒豆を100%使った黒豆味噌もあります。
他にも麹や塩麹も作っているそうです。

バリエーションが豊富で、消費者のニーズに応えることができますね!

味噌作りはまず、原料になる大豆を洗うことから始まります。

寒い毎日、この工程がとても大変なんだとか。



この大豆は地元の環境こだわり栽培で作られた物。
おおつる という種類の大豆だそうです。



さらに、桜っ子のお味噌はお塩にもこだわっています。
『より体に良いものを』という思いを込めて沖縄の天然のお塩を使っているそうです。


こちらが出来上がった麹。
水の冷たい季節に毎日大豆を洗い麹を作っていらっしゃいます。



「子供の舌は敏感だから食育が大切。子供には小さい頃から本物を食べさせることが私のこだわり。」
と、間宮さん。

間宮さんは若い頃から環境にこだわった野菜作りや食べ物に関心がおありで、県の環境こだわり農産物の政策が始める前から自ら環境こだわりに実践されていました。



野菜も加工品も環境こだわりにこだわり続ける間宮さん。


「環境に良いものが私たちの体にも良い。手間暇やお金がかかるけど、これからの子供たちに伝えていく大切なことだと思います。」

熱い思いを何度もお話しいただきました。
地元産でないと意味がない。地元産でこそできる味と質がこだわりのお味噌 桜っ子 なんです。



ぜひ皆さんにもこだわりのお味噌を食べていただき、環境こだわりの美味しさや生産者さんの想いを感じていただきたいと思います!


次回のeat ecoもお楽しみに(^ ^)


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1月24日オンエア こだわりの銘酒 松瀬酒造

2016年01月24日

今年は暖冬かとおもいきゃ、今週はびっくりするほどの大雪になりましたね。
県内各地でも積雪の影響で皆さん大変だったのではないでしょうか?

今日も寒波の影響があるそうで、大変寒い1日になりそう。皆様どうぞ暖かくしてお過ごし下さいね気をつけてくださいね (^ ^)

今回の eat eco は私、前川保志花も大好きな近江の地酒。こだわりの日本酒についてご紹介します。

竜王町で日本酒の製造販売をされている松瀬酒造 代表取締役社長 松瀬忠幸さんにお話を伺いました。



滋賀県で銘酒と名高い「松の司」
現在、松の司に使用されている酒米のうち、竜王町産のものは全て 環境こだわり農産物 の認証を受けています。
使用量の20%をしめる 兵庫県産 山田錦は特別栽培米で除草剤不使用、減農薬栽培で契約しています。



実は松瀬酒造さんは県からの環境こだわり農産物が制定される以前から
環境にこだわった契約栽培で作られた酒米を使ってお酒作りをしていらっしゃいました。

それもなんと30年前から。

無農薬・低農薬で作られた酒米を使ったお酒はとてもおいしい!そして環境にも良い!

と言うことで素材にこだわって作っていらっしゃったそう。

はじめは兵庫産の山田錦を使っていたそうですが、なかなか手に入りにくくなり
ならば、竜王で酒米を作れないか?
と思い竜王でこだわりの酒米を農家さんに作っていただいたそうです。

現在竜王町産の酒米は 山田錦・銀吹雪・渡りぶね を使用原料全体の70%に使用しているそう。
そして飯米としても栽培されている 日本晴れ も竜王町産で使用原料全体の10%を占めています。




数多くある松瀬酒造さんのお酒のラインナップ。
どの製品も環境こだわりの酒米やお米を使っていますが、唯一この「特別純米酒」には 環境こだわり農産物の認証シールが貼ってあります。



お酒のラベルに環境こだわりのマークがあると私としては非常に嬉しい!

さらにこちらのお酒は、なんと無農薬の田んぼで作った山田錦を使用しているそう。



竜王で作る山田錦は兵庫県産の山田錦とは味が違い、ここにしかない味が出せるそう。

松瀬さんに色々とお話を聞いた後、
「よかったら酒蔵の中を見ませんか?」
と、普段見ることのできない酒蔵の中を案内していただきました!



趣のある素敵な佇まいの裏にいざ潜入!



広い酒蔵内にはたくさんの部屋があり、圧倒されました。



お酒作り、まずはお米を洗うところからスタートです。

重たい米を2人がかりで運びます。


とってもきれい!
そして今度はこの米を蒸す作業です。

蒸し終わった米は丁寧にこの上に寝かされます。


社員の方は「大切に扱う米ですから、米を寝かせるためのベットメイキングもしっかりとやるんですよ」と笑顔で言ってくださいました!

そしていよいよ麹作りに入ります。



この毛布の中に麹がくるまれているのですが、とても大きくて人が寝ているみたいでした。



出来上がった麹を松瀬さんに見せていただきました!少し味見させていただきましたが、甘くておいしかったです!



そしていよいよお酒の元となる酒母ができます。

こちらがまだ作りたての酒母。

そしてこっちが先程のよりも時間が経ったもの。発酵しているのがよくわかります。



一つ一つの行程を丁寧にチェックする松瀬さん。



長年の経験による丁寧な手作りが、松の司のおいしさの秘密なんですね!


「環境こだわり農産物がもっと広まれば、滋賀のブランド力にもつながります。滋賀の魅力を守ることがアイデンティティーを守ることにもつながると考えています。」
そう松瀬さんはお話しくださいました。



若い蔵人達も多く、こだわりのお酒作りに誠実に取り組む姿が印象的だった松瀬酒造さん
そして、滋賀の未来のことを考えて環境こだわりこだわり続ける松瀬さん

これからもおいしいこだわりのお酒は私たちに届けて下さい!


次回のeat ecoもお楽しみに(^ ^)


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1月17日オンエア 黒豆を使った手作り納豆

2016年01月17日

今年は暖冬かと思いきや、急に寒さが厳しくなってきましたね。
来週には各地で雪が降りそう…。
寒いお外でがんばって環境こだわり農産物を作ってくださっている生産者のみなさん!
いつもありがとうございます!

そう感じながら、食事の前にいつも いただきます を言っている 前川保志花です。

今回のeat eco東近江市で椎茸と大豆を生産されている 太田 たか子 さんにお話を伺いましたよ!



太田さんは椎茸は原木から。大豆は減農薬で除草剤も使わずに、環境こだわり栽培をしていらっしゃいます。
大豆は白豆のみずくぐりと、黒大豆を栽培されています。
始めは黒大豆の栽培からはじめた太田さん。黒大豆の栽培をきっかけに白豆の栽培もはじめたんですって。




このみずくぐりは 東近江の地での栽培に適していて、太田さんが惚れ込んで栽培を始めたそうです。

大豆は6月末から7月に種を撒き、11月から12月に収穫するそうです。今年は暖冬の影響もあり早い収穫となったそう。

「子供の頃に家で作ってくれていた納豆の味が懐かしくって、自分でも作りたいと思ったんですよ」

と、お話ししてくださる太田さん。
お百姓さんだったご家族は自宅の蔵で藁に豆をまき、湯たんぽなどで発酵させて納豆を作っていたんだそうです。

食の安全の大切さを知り、より自分で安心できるものを食べたい。と納豆作りをはじめたそうです。





納豆は出来上がるまでにとても時間がかかるんです。

大豆を収穫して乾燥させる。
乾燥した大豆を選別機に入れ、さらに太田さんご自身の手で良い大豆を選びます。
選んだ大豆を蒸し、24時間発酵させます。
さらに常温で12時間管理し、冷蔵庫に保管して
いよいよ私たちの食卓にやってきます。




私は納豆の作り方を知らなかったので、こんなに手間暇がかかるなんてビックリしました!



さらに、大豆が納豆になるとこんなにも大きくなるなんてしりませんでした!

納豆を作る部屋は納豆菌がウヨウヨしていて、納豆の匂いがプンプンしましたよ!




黒大豆はより健康に良いということで最近特に評判が良いそうですよ!
栗のようにほっこりとした甘みとおいしい食感が特徴の黒大豆を使った黒豆納豆。
珍しいと言うことで多くの皆さんもご購入され、リピーターになるそうです。




パッケージもこだわりの1つ。
オシャレな和紙に、環境こだわりのロゴが入ってます!


太田さんは他にもシフォンケーキや蒸しパンといったお菓子やパン等、いろんなものも作っていらっしゃいます。

これからも環境にこだわって作られたこだわりの大豆を使った納豆作りに力を入れてください!




次回のeat ecoもお楽しみに(^-^)





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1月10日オンエア 飲んで健康!にんじんの飲むお酢

2016年01月10日

まだまだお正月気分が抜けてないよ〜という方もいらっしゃいますか?
明日はいよいよ成人式ですね。
新成人の皆様おめでとうございます!
今日が成人式の地域も多いのではないでしょうか?
今年の暖かな気候で、新成人の皆様にとっても良いハレの日になったのではないでしょうか?
私も成人式からかれこれ4年経ったと思うと…、人生あっという間ですね!

勢いのある新成人にまけないくらい、今回の eat eco も元気にお届けします!

今日は八日市地区でにんじんを作っていらっしゃる
農業組合法人 「布引の里 かみおおもり」
福井よしひろ さんにお話を伺いました!



こちらの農業組合法人 布引の里かみおおもりでは45名の組合員の皆様によって
米、麦、大豆に人参
ハウスではレタスやほうれん草など
多品種を栽培されています。

今回ご紹介するのはその中でも
今一番旬の 人参 です。

八日市には
八日市人参生産部会というものがあり、布引の里かみおおもりの組合員の方は、部員としても人参を作っていらっしゃいます。

こちらで作る人参は
おとめにんじん

名前を聞くとなんだかとっても可愛らしい印象を持ちますね!




この おとめにんじん は美味しいにんじんを作りたいと、有志がこの八日市人参生産部会を立ち上げ
一般の人参よりもやわらかく、より甘みの強い人参を選び、環境こだわり栽培をした人参のみに 八日市人参生産部会がつける名前なんです。

八日市の特産として各地に出荷される
おとめにんじん
生産者の皆様が環境こだわりに徹底し、より甘く、よりやわらかいを追求した
まさに箱入り娘のような人参なんです!




「今年も甘くて美味しいと評判なんやで〜」と、嬉しそうに福井さんはお話してくださいました!

福井さんの環境こだわり栽培は
消費者の安全・安心のために、農薬や肥料の量を減らすのはもちろん
散布の際、周囲の作物や家に被害が出ないように注意されています。

また、虫の被害がないようにと
人参畑に入り、人の手で虫を駆除されるそうです。





福井さんがお父さん。
そして おとめにんじんは 娘さん。
まるで出荷が嫁入りに思えてしまうほど、福井さんは愛情を込めて おとめにんじん を栽培されていました。

そんな おとめにんじんは 2年前から加工品としても人気者になりました!

それがこちら




おとめにんじん を使った
飲むお酢 です。

八日市人参生産部会の皆さんが
「まだどこにもつくっていないものを」
という思いで作られたのがこの商品。

おとめにんじんの にんじんペーストお酢で作られた この飲むお酢は
健康志向の皆様を中心に大人気で完売続出なんですって!

6次産業化を目指して取り組みを続ける 福井さん。
これからも頑張ってくださいp(^_^)q

次回のeat ecoもお楽しみに!




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1月3日オンエア 志を起こせ!北桜のにんじん

2016年01月03日

2016年がやってきました。
年末の慌ただしさが嘘のように、穏やかな時間が流れています。
お正月ですね!皆様ゆったりとお過ごしになられましたか?
私も家族とのんびり過ごしましたよ(^ ^)

本年もeat ecoをよろしくお願いいたします!

こんにちわ。前川保志花です。

23回目の放送になる今回は人参を取材してきました。

北桜志起人参組合 青木繁一郎さんにお話をお伺いしました!




野洲市北桜地域は人参の栽培に非常に最適な土地なんですって!
ここではおいしい人参が環境こだわりで栽培されています。



北桜志起人参組合が立ち上がったきっかけ…。

実は数年前に種苗メーカーがこの野洲市北桜の地域で人参の栽培の研究を行っていたことだそうです。

研究の結果、この場所がにんじんの栽培に最適と分かり
北桜地域にお住まいの方が集まり、皆さんでにんじんを作り始めたそうです。

人参の栽培への志を起こせ!

ということで、
北桜志起人参組合という名前になったんだそうですよ!
すごく素敵なエピソードですね。





青木さんの作る人参はもちろん、環境こだわりで栽培されています。
しかも、基準よりもさらに化学肥料を少なくし、より安心で安全なにんじんを作っていらっしゃいます。




「良い有機肥料を使うことで、化学肥料の使用を抑え、より甘みの強いおいしい人参を作っているんですよ。」
と、青木さんは教えてくださいました。

実はにんじんの栽培に使用されている有機肥料は普通の有機肥料よりも少しお高いものなんだそう。
でもより良いものを使うことで、私たち消費者の安心安全を想って栽培されていらっしゃいます。



青木さんの作る人参は甘くて柔らかくて…。環境こだわりで栽培したご自慢の人参なんだそう!


環境こだわりに妥協しない青木さんの姿勢が素晴らしいと思いました。



そんな青木さんは、人参の栽培だけでなく中学校へ生徒さんへ向けての農業の講演を行っていらっしゃるそう。




お話もとってもお上手で、会話が弾みました!



青木さんは自分たち北桜志起人参組合が行っている 安心安全でおいしい人参が栽培できる方法を、皆さんに広めたいとお話しされていました。



ぜひこれからも元気いっぱいに、美味しい人参を作り続けてくださいね!




次回のeat ecoもお楽しみに!






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12月27日オンエア とっておきの甲賀もち

2015年12月27日

あっという間に今年も終わってしまいますね。皆さん素敵な1年でしたか?
今大掃除中だよと言う方も多いのではないでしょうか?
私もまだまだ片付けが残っている…がんばります!

そして今日はお餅をお家でついている方も多いのではないでしょうか?

新年にはおいしいお餅が欠かせませんよね!と言うことで、今年最後のeat ecoの放送はおいしいお餅を紹介します!

私の地元・甲賀市にある
農業法人 有限会社 甲賀もち工房 代表 河合定郎さんにお話をお伺いしました!



甲賀もち工房さんは、もち米を地域おこしの中心にしよう「甲賀もちふる里館」を造られました。

中にはこだわりのお餅や、地元の特産品、美味しいお餅をその場で食べることができるイートインもあり、さらには米粉でできた たい焼きも販売されていました!


こちらが 甲賀もち工房さんの こだわりのお餅。パッケージにもしっかりと 環境こだわり農産物のマークが描かれていますね(^-^)




甲賀もち工房さんは「もちを特産品に!」の合い言葉のもと、もち米の生産管理から、製品作り・販売まで行っていらっしゃいます。

これを6次産業と呼んでいらっしゃいます
1次産業は農作物を作ること。
2次産業は生産された農作物を加工すること。
そして、3次産業はその加工品を販売すること。

1 × 2 × 3 = 6

ここから6次産業と言う名前ができたそうです。

生産するだけでなく、販売まで手掛ける。とても大変ですが、すべてがわかる・見えると言う事は生産者にも消費者にも嬉しいことですよね。




甲賀もち工房さんのある甲賀市甲賀町小佐治地区は、300万年前は琵琶湖の底にあったそう。
古琵琶湖の「ズニン」と呼ばれる重粘土質のこの地区独特の土壌から生産されるもち米の品質は天下一品!

なんと、昭和27年から昭和の末年まで正月用のもち米を天皇陛下に献上し続けてこられました。



環境こだわり米で栽培されたもち米滋賀県環境こだわり農産物の認証第1号にも選ばれています。


お店の中にはそんなこだわりのもち米を使った加工品がたくさんありました。



もち米の加工品以外にも地元の特産物を販売されるのは、地域の活性化のためだそう。
他所から人が来てくれる土地を作ることで地域が活性化する。
そんなコミュニティービジネスの活気をこの施設を通して作り出したいと考えていらっしゃいました。



そんな数ある商品の中から今1番人気なのがこちらの切り餅だそうですよ!

「高いと思わずに若いお母さんたちに食べて頂き、子供たちに食べさせて欲しい。」

そう河合さんはおっしゃいました。

「今は何でも安くて食べ物が手に入るけれども、口にするものは安心安全でなければいけない。
安いだけではなく良いものを作るのが私たちの務めです。」

そうお話しする河合さん。食の安全に関して多くの勉強をしてこられたからこその願い…未来ある子供たちに元気に育って欲しいからなんだそうです。




手間暇がかかる環境こだわりで栽培する理由は、私たち消費者の安心安全のためなんですね!

そして河合さんが取り組んでいらっしゃったことが昔の生き物と共生して農業をやっていくと言う事。




メダカやどじょうがいたのどかな田舎を取り返したいという想いで現在、自然循環型に取り組んでいらっしゃいます。


農業にも消費者にも、そして周りに住む生き物のことも考えてくださる河合さん。熱い想いもたくさん伺いました。



そんなもち工房さんでは、もち米を使った米粉商品の開発にも力を入れていらっしゃいます。
店内には様々なメニューがありましたよ!

私も取材後、つきたて餅をいただきました!



つきたての柔らかいお餅の上に、大根おろしがのっていてとっても美味しそう!
早速いただきました!
これがおいしいのなんのって♡



こんなに伸びちゃうんですよ!

たくさんのこだわりが作ったもち米で作ったからこそ、本当に美味しくて、安心安全なおもちになるんだと思いました。

ぜひ皆様もご賞味あれ!

河合さんの熱い思いたくさん伝わりました!

これからも環境にこだわった農業頑張ってください!


と言うことで、年内の放送が全て終了。
来年も eat ecoを どうぞよろしくお願いいたしますp(^_^)q



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12月20日オンエア 蒲生のきらめき特別栽培米

2015年12月20日

世間はジングルベルの最盛期!
今年はお野菜を使ったクリスマスの手料理が多い気がします。
お家で環境こだわりのお野菜を使って、おいしい愛情たっぷりのお料理で、素敵なクリスマスを過ごしていただきたいなと思います!
特にご自慢のレシピは私も紹介してもらいたいくらいですp(^_^)q

こんにちは 前川保志花です。

今回の eat eco 、番組CMでもお伝えしていました
「お米大好き〜!」
と、言うことで
お米のお話なんです!
(大先輩のお言葉をお待ちさせて頂き大変光栄でしたよ!)

蒲生の特別栽培米について
JA蒲生町 特別栽培米研究部会 活活楽楽篤農(いきいきらくらくとくのう)クラブ会長
上野博文 さん
にお話をお伺いしました!





平成5年に発足したこちらの団体。
現在は86の団体が加入し、200名ほどで活動していらっしゃいます。

こちらでは特別栽培米としてがもうのきらめきと言うお米を栽培していらっしゃいます。

そもそも特別栽培米とは、おいしいお米を求めていらっしゃる企業様に向けて契約で栽培する契約米のこと。
栽培基準は農林水産省の「特別栽培農産物」ガイドラインに基づき、農薬や化学肥料の使用回数が制限されたものだそうです。
だからこそ環境こだわり農作物に認定されているんですね!





こちらで作るお米は がもうの きらめき と名付けられています。

茜色のパッケージがとっても素敵ですね!

こちらではお寿司に最適なお米
日本晴を栽培されています。

あっさりで粘りのあるこの品種はとっても人気なんだそう!
今では80ヘクタールの面積で栽培し、年間400トンも出荷されているそうです。



パッケージの下には環境こだわり農産物のマークがありましたよ!


「今は、求められるものも作って売る時代。いかに付加価値をつけるかが大切なんですよ。」
と、上野さん。

こちらの活活楽楽篤農クラブでは高い付加価値販売の調査と研究、生産技術の向上や研究会の開催を熱心に行っていらっしゃいます。

クラブのメンバーによる情報提供や栽培研修などを開催することで、より良い品質の農産物の栽培を目指していらっしゃいます!

メンバーの皆さんが環境こだわりについて周知徹底していることがよくわかりました!
ひとり1人が環境こだわりに誇りを持って取り組んでいらっしゃると言う事ですね!




上野さんのお話はとてもお勉強になることばかりで、ついつい色々とお伺いしてしまいました!

上野さんのお父さんも農業を営んでいらっしゃいました。
子供の頃はお父さんの農業のお手伝いが苦手だった上野さん。
大人になってわかったことは、手伝いではなく自分が主体になって農業に携わると、苦にならないと言うことだったそうです。

それからは自分が主体的に農業に携わる仕事がしたい!と言う思いで取り組んでこられました。

子供が生まれてからは、自分の子供に
「美味しいぶどうを たらふく食べてもらいたい!」という思いでぶどう園を作られたそうです。



こちらは当時のJAさんの広報誌にも特集されたそうですよ!

子供さんはお父さんの愛情たっぷりのぶどうをお腹いっぱい食べて大人になられたそう。

今では上野さんの楽しみは子供さんだけでなく、お孫さんにも自分の作ったおいしい農産物を食べてもらうことだそうです!

なんて羨ましいんでしょう(^-^)
こんなに素敵なお父さん、子供さんやお孫さんにとっても自慢ですね!





特別栽培米作りの取り組み。
「キャッチフレーズは、生産者とメーカーとの顔の見える信頼関係が大切。
Face to Face なんですよ!
作るだけで終わるのではなく、使ってくれる相手が見えると張り合いがあるんですよ。」


そうお話ししてくださる上野さん。
ご家族に対しての農業の姿勢も含め、とても説得力のあるお話でした!


これからもおいしいお米を作って下さい!


次回のeat ecoもお楽しみに!




Posted by eateco at 13:55 Comments( 0 )